運動習慣の死亡率に対する影響の調査のために1万人のコホー|保健師問題集

保健師

Q 55 : 
運動習慣の死亡率に対する影響の調査のために1万人のコホート研究を行った。調査では、年齢や食習慣、経済状況など参加者の基礎的背景も併せて調査した。10年間追跡した結果を表に示す。参加者の基礎的背景を補正したところ、結果に大きな違いはなく、有意であった。この結果から「運動すれば長生きできる」とするのは誤りである。誤りとする理由はどれか。
1
情報バイアスがある。
2
二重盲検がされていない。
3
死亡日が特定されていない。
4
因果関係の証明がされていない。
解説

運動習慣の有無と生存の可能に有意な関連が認められたが、運動習慣の有無と生存との因果関係が証明されたと断定はできない。