運動習慣の死亡率に対する影響の調査のために1万人のコホー|保健師問題集

保健師

Q 54 : 
運動習慣の死亡率に対する影響の調査のために1万人のコホート研究を行った。調査では、年齢や食習慣、経済状況など参加者の基礎的背景も併せて調査した。10年間追跡した結果を表に示す。研究の解析段階で、参加者の基礎的背景を補正することにした。補正の方法として適切なのはどれか。2つ選べ。
1
層化
2
無作為抽出
3
マッチング
4
多変量解析
5
無作為割付け
解説

層化は、基礎的背景を層に分けて、層ごとに基礎的背景の影響を分析し、その結果を統合する方法である。多変量解析とは、結果に及ぼすと思われる複数の基礎的背景を同時に補正することが可能な方法である。両者とも、調査後の解析段階で用いられる。