Aさん(85歳、男性)。肺癌の終末期である。病院から車で|保健師問題集

保健師

Q 36 : 
Aさん(85歳、男性)。肺癌の終末期である。病院から車で1時間かかる自宅への退院を希望しており、病院の地域連携室から保健所保健師に相談が入った。Aさんは軽度の呼吸困難と骨転移による激しい痛みとがあったが、現在は薬物による疼痛コントロールができている。子どもはなく、妻(80歳)と2人暮らしをしていた。保健師は、Aさんと妻が在宅での看取りを希望していることを確認した。疼痛コントロールを退院後も継続するために、最初に調整する機関はどれか。
1
保健センター
2
近隣の調剤薬局
3
在宅療養支援診療所
4
訪問看護ステーション
解説

Aさんは薬物による疼痛コントロールを行っている。また終末期で、状況に応じたケア、処置が必要となるため、訪問専門の医師がいる在宅療養支援所が最初の調整機関となる。