出生10,000対6の発症率と言われている先天性神経疾患|保健師問題集

保健師

Q 438 : 
出生10,000対6の発症率と言われている先天性神経疾患Aについて、その発症要因に関する症例対照研究を計画している。先天性神経疾患Aの発症に「妊娠前の栄養素Bの摂取不足が関与している」という仮説を立てた。調査対象者の母親に対して妊娠前の栄養素Bの摂取量に関する聞き取り調査を行った。聞き取り調査について正しいのはどれか。
1
共通の聞き取り調査方法を用意する。
2
聞き取り調査員は、症例群か対照群かを事前に知っておく。
3
聞き取り調査員は、症例群と対照群とのどちらか一方を担当する。
4
栄養素Bの摂取不足が発症要因である可能性を調査前に知らせておく。
解説

症例対象研究は、症例郡と対象郡とどちらも調査をして比較するもので、起こった結果に対して過去に遡って調査するものである。