出生10,000対6の発症率と言われている先天性神経疾患|保健師問題集

保健師

Q 437 : 
出生10,000対6の発症率と言われている先天性神経疾患Aについて、その発症要因に関する症例対照研究を計画している。先天性神経疾患Aの発症に、母親の出産時年齢が有意に関連することが既に分かっている。そのため、症例群の母親と同じ出産時年齢の母親を対照群として選定し、ペアを作成して調査対象者を集めた。この制御方法はどれか。
1
層化
2
限定
3
無作為化
4
マッチング
解説

層化:交絡因子をカテゴリ別に解析する方法。限定:対象集団を限定する方法。無作為:交絡因子の偏りがおきないよう、無作為に選ぶ方法。マッチング:条件が似ている対照を選ぶ方法。集団単位とペア単位がある。以上の特性からマッチングが最適とされる。