出生10,000対6の発症率と言われている先天性神経疾患|保健師問題集

保健師

Q 436 : 
出生10,000対6の発症率と言われている先天性神経疾患Aについて、その発症要因に関する症例対照研究を計画している。調査対象者の登録について正しいのはどれか。
1
診断基準に基づいて症例を登録する。
2
多施設共同研究では代表性が損なわれる。
3
対照群からのインフォームド・コンセントは不要である。
4
調査施設の診療録を施設外に持ち出して情報を転記する。
解説

症例対象研究は、症例郡の設定の第一条件に診断基準が明確である事、があげられる。疫学研究の倫理指針から、疫学研究に該当する場合はインフォームド・コンセプトが必要な場合がある事。一般的には所属機関からの資料を持ち出す事は出来ないなどとされている。