A地区の高層マンションには若い世代が多く住んでいる。高層|保健師問題集

保健師

Q 426 : 
A地区の高層マンションには若い世代が多く住んでいる。高層マンションに住むBさん(23歳、初産婦)は、市の両親学級に参加していたが、マンション内に親しい友人はいない。両親学級に参加した際にBさんは「夫は会社員で帰宅時間が遅く、両親は遠方に住んでいる」と話していた。出産後、母子ともに順調に経過し退院した。市の保健師は生後25日目にBさん宅へ新生児訪問することになった。A地区の健康課題として高層マンションに住む育児中の母親の交流不足が明らかになった。市内には母親が集まって活動をしている育児サークルがあり、保健師は既存の育児サークルを活用して、A地区内の育児中の母親の交流を深めたいと考えている。このような課題解決に向けて次年度に育児サークルと協働して行うのはどれか。
1
育児サークルのメンバーが両親学級に参加する。
2
母子保健推進員が育児サークルの運営に関わる。
3
新生児訪問で育児サークルのメンバーを紹介する。
4
育児サークルの活動を高層マンションの集会場で行う。
解説

主体的に活動しているグループであれば、その主体性を生かすこと。共通点を持つ者がより多い場所で、参加者の主体性も尊重できる形で支援を呼びかけるのが最適と思われる。