Aさん(35歳、女性、専業主婦)。夫(38歳)と幼稚園に|保健師問題集

保健師

Q 380 : 
Aさん(35歳、女性、専業主婦)。夫(38歳)と幼稚園に通園する2人の子どもとの4人暮らし。Aさんは4か月前から咳が出現し診療所を受診したが、喘息と診断され経過をみていた。咳がひどくなったため病院を受診したところ、胸部エックス線写真で空洞性病変があり、喀痰塗抹陽性、結核菌PCR陽性が判明し、結核病床に入院した。診断した医師から保健所に結核発生の届出があった。保健所の保健師の初動対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
1
Aさんに入院勧告書を渡す。
2
幼稚園の園長に休園を指示する。
3
病院を訪問しAさんと面接する。
4
Aさんへ公費負担申請書類を送付する。
5
幼稚園の保護者向けに結核の説明会をする。
解説

初動対応としては、患者への初回面接の実施、保健所からの本人に関する情報の入手、早期治療の為の対処などが上げられる。患者本人の治療を最優先とし、その次に接触者検診を行う。