人口9万人、高齢化率28%のA市。介護保険の認定を受ける|保健師問題集

保健師

Q 379 : 
人口9万人、高齢化率28%のA市。介護保険の認定を受ける高齢者は増加傾向にある。市では介護における悩みを共有して、介護者の介護負担感を軽減することを目標に介護者の会を開催している。市内は10の地区に分かれ、各地区に集会所がある。月に1回、各集会所において保健師が運営し、毎回30人程度が参加している。調査の結果、A市内の社会資源サービスの利用が有効に活用できていないこと、介護者が高齢者であること、負担感のうち身体への負担が多くを占めることなどが分かった。保健師は介護者への支援を充実させたいと考えた。A市における介護者への支援で優先されるのはどれか。
1
要介護者を介護する家庭を全戸訪問する。
2
介護者を対象にした健康診査事業を実施する。
3
介護者を対象にした運動プログラムを事業化する。
4
地区の集会所で介護方法に関する講習会を開催する。
解説

介護者は様々な状況から福祉サービスなどを知らない、知っていても活用できないというケースが多い。講習会への参加で実際の介護の方法を知る事で身体的、精神的な負担軽減。安心感等に繋がり、最適だと考えられる。