直接法による年齢調整死亡率の特徴はどれか。2つ選べ。|保健師問題集

保健師

Q 368 : 
直接法による年齢調整死亡率の特徴はどれか。2つ選べ。
1
小規模な集団の観察に適している。
2
高齢者の多い集団では高くなりやすい。
3
値は標準化死亡比として示される。
4
異なる観察集団の死亡率を直接比較できる。
5
計算には観察集団の年齢階級別死亡率が必要である。
解説

年齢調整死亡率とは、人口構成の異なる地域間の死亡状況の比較に用いる指数。年齢構成の異なる集団についてもより正確に死亡率を直接比較する事が可能。直接法による計算では、対象観察集団の年齢階級別死亡率が必要で、対象人口が小さいと信頼度が低くなる。計算式は{(観察集団の各年齢階級の死亡率 × 基準人口のその年齢階級の人口)} の各年齢階級の総和 ÷ 基準人口の総人口