Aさん(40歳、女性)。特定健康診査の結果は、身長155|保健師問題集

保健師

Q 323 : 
Aさん(40歳、女性)。特定健康診査の結果は、身長155cm、体重70kg、BMI29、腹囲90cm、血圧136/80mmHg、中性脂肪160mg/dl、HDLコレステロール38mg/dl、空腹時血糖95mg/dl、喫煙なしであった。積極的支援レベルに該当したため、保健指導の利用を勧めたところ「運動も嫌いだし、食事も変えたくない。少し太っているかもしれないけれどどこも悪くない」と言っていたが、保健師の働きかけで初回面接の約束ができた。面接で、Aさんから「1か月に1kgの体重減少を目標に、食事と運動の改善に取り組んでみたい」という発言が聞かれ、主食の量と間食を減らして毎日20分歩くことにした。初回面接から2週後に電話連絡したところ、Aさんは「ご飯を減らして間食もしないように気をつけているが、運動は3日しか続かなかった。体重も全然減らない。やっぱり私はだめなのだろうか」と話した。保健師の最初の対応として最も適切なのはどれか。
1
体重を朝晩測定することを勧める。
2
スポーツジムに通うことを提案する。
3
食事を減らす努力をしていることを認める。
4
食事と運動を併せて取り組む必要性を話す。
解説

Aさんは生活習慣を改善することに自信を失っていると考えられる。自信を失っている時は、Aさんが出来ていることを認めることで行動変容にを促す。