基準集団50~59歳の大腸がん死亡率:100÷400000=25.0(10万対)、基準集団60~69歳の大腸がん死亡率:180÷300000=60.0(10万対)、基準集団70歳以上の大腸がん死亡率:500÷250000=20.0(10万対)これらをA市の年齢階級別人口にかけあわせてA市の年齢階級別大腸がんによる期待死亡数を算出すると、50~59歳:32000かける25.0(10万対)=8、60~69歳:20000かける60.0(10万対)=12、70歳以上:14.000×200(10万対)=28となりA市の大腸がんによる期待死亡数は48となる。一方、観察集団の大腸がんによる総死亡数は13+16+31=60である。したがってSMR=60÷48=1.25である。