Aちゃん(7歳、女児)は、B小学校に通学している。健康診|保健師問題集

保健師

Q 162 : 
Aちゃん(7歳、女児)は、B小学校に通学している。健康診断で尿蛋白+と指摘された。昨年までの健康診断では検尿を含めて異常を指摘されたことはなく、既往歴に特記すべきことはない。Aちゃんは副腎皮質ステロイドを内服しながら通学を再開した。養護教諭が行う支援で適切なのはどれか。
1
内服薬は保健室で保管する。
2
Aちゃんの尿検査を定期的に行う。
3
Aちゃんの健康状態の観察を学級担任と協力して行う。
4
Aちゃんの疾患について同じクラスの児童へ説明する。
解説

副腎皮質ステロイド内服中は、免疫力が低下するため風邪やインフルエンザ等の感染症にかかりやすく、不眠症やうつ状態等の精神症状、満月様顔貌等の副作用が出現する。病状の悪化や副作用を早期発見するために、健康状態の観察を学級担任と協力して行うことが適切な支援である。