保健所で肥満防止を目的とした教室の参加者を対象に、運動と|保健師問題集

保健師

Q 107 : 
保健所で肥満防止を目的とした教室の参加者を対象に、運動と体重変化の関連を調べることにした。対象者は軽度肥満の40歳代の女性300人であり、本人の希望で軽い体操をする群100人(体操群)と中等度の運動をする群200人(運動群)とに分かれ、同じ保健師による集団指導を受けた。教室開始時に体重測定を行い半年後にどれだけ体重が変化したかを調べた。この調査は体操群と運動群とを本人の希望によって分けている。くじで割付ける場合と比べて、仮説検証の妥当性からみたこの調査の問題点で最も大きいのはどれか。
1
二重盲検ができない。
2
相対危険が計算できない。
3
2 群の人数を等しくできない。
4
2 群の属性の分布が制御できない。
解説

本人の希望で分類すると、年齢や性別、運動経験の有無等が偏り、結果がゆがむ可能性がある。