1-× 心筋梗塞において、白血球は壊死した心筋細胞を回収し、その部分を補修する働きがある。心筋梗塞の経過観察に重要な所見となる。
2-× トロポニンは横紋筋の筋原線維を構成する。心筋梗塞において血中濃度が高まるため、診断に用いられる。
3-◯ クレアチニンは筋・神経で生成され血中に存在し、その後腎糸球体で濾過されて尿中に排出される。血液検査では腎機能障害をみるために使われる。
4-× 乳酸脱水素酵素は乳酸の生成を助ける働きを持ち、全身に多く分布している。臓器の細胞破壊によって血中濃度が高まる。
5-× クレアチンキナーゼは筋や脳に存在し、高エネルギーリン酸の細胞内輸送に関与する。