1-○ 梅毒は常在菌の一種である梅毒トレポネーマという真菌に感染し、2~3年の潜伏期を経て全身の臓器に腫瘍が生じたりリンパ節が腫れるなどの症状を呈する。主に性行為によって感染する。
2-× 痘瘡(疱瘡)はウイルス感染により1~2週間の潜伏期間を経て高熱・丘疹・呼吸困難などを呈する。飛沫感染や接触感染が多い。
3-× 風疹は飛沫や接触により風疹ウイルスに感染し、2~3週間の潜伏期間を経て発熱・麻疹・リンパ節腫脹などの症状を呈する。小児では重症例が多い。
4-○ 猩紅熱は主に飛沫感染で溶連菌が体内に侵入し、発熱・咽頭痛・発疹・いちご舌などの症状を呈する。1週間以内に治癒することが多い。
5-○ トラコーマは直接感染・間接感染・親から子供へ胎盤や産道を介した垂直感染によりクラミジアなどの病原体が体内に侵入し、角膜腫瘍などの症状を呈する。