基本肢位からの肩関節の運動で正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 70 : 
基本肢位からの肩関節の運動で正しいのはどれか。
1
広背筋は屈曲に作用する。
2
棘上筋は内転に作用する。
3
大円筋は外旋に作用する。
4
肩甲下筋は内旋に作用する。
5
棘下筋は水平屈曲に作用する。
解説

1-× 広背筋は胸椎棘突起・下部肋骨・腸骨稜から上腕骨小結節稜に付着する。肩関節伸展・内転・内旋に作用する。

2-× 棘上筋は肩甲骨棘上窩から上腕骨大結節上部に付着する。肩関節外旋作用がある。

3-× 大円筋は肩甲骨下角から上腕骨小結節稜に付着する。肩関節内転・内旋・伸展に作用する。

4-◯ 肩甲下筋は肩甲骨肋骨面から上腕骨小結節稜に付着する。肩関節内旋に作用する。

5-× 棘下筋は肩甲骨棘下窩から上腕骨大結節に付着する。肩関節外旋・外転・内転に作用する。