遠城寺式乳幼児分析的発達検査表で、月齢と獲得している機能|理学療法士問題集

理学療法士

Q 29 : 
遠城寺式乳幼児分析的発達検査表で、月齢と獲得している機能の組合せで正しいのはどれか。
1
5か月      人見知りをする。
2
6か月      ものにつかまって立っている。
3
11か月      コップを自分で持って飲む。
4
12か月      積木を2つ重ねる。
5
15か月      自分の姓名を言う。
解説

1-× 遠城寺式乳幼児分析的発達検査表とは、乳幼児の発達の程度を運動・社会性・言語の3つから評価する。人見知りがみられるのは11カ月頃である。5カ月では人を見ると笑いかける。

2-× つかまり立ちは9カ月で可能である。6カ月では寝返りや手を伸ばして物をつかむなどの運動が可能となる。

3-○ 文の通りである。11カ月ではつたい歩きやおもちゃの車を手で走らせるなどの運動が可能となる。

4-× 積み木を二つ重ねる動作ができるのは1歳(14か月)である。1歳(12カ月)では2~3歩歩いたりコップの中の小粒を取り出そうとする。

5-× 自分の姓名を言えるようになるのは2歳4カ月(26カ月)である。15カ月では三語言えたり簡単な命令を実行できるようになる。