自我の障害はどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 97 : 
自我の障害はどれか。
1
アンヘドニア
2
観念奔逸
3
妄想気分
4
離人症
5
連合弛緩
解説

1-× アンヘドニアとは無快楽症のことであり、何をしても喜びや快楽を感じないことをいう。

2-× 観念奔逸とは考えが次々と湧いてきて話にまとまりがなくなることである。躁うつ病でみられる。

3-× 妄想気分とは「なんとなく気味が悪い」といった漠然とした恐怖感を体験することである。統合失調症でみられる。

4-◯ 離人症とは「自分が自分でないような感じ」「自分が行動したり考えたりしている実感がない」といった自我意識の障害である。うつ病や統合失調症でみられる。

5-× 連合弛緩とは「電車に乗ったら水を入れて天気が悪い」といった、まとまりのない会話をすることであり、言葉のサラダとも呼ばれている。統合失調症の基本症状である。