1-◯ デュシェンヌ型筋ジストロフィーは仮性肥大性筋ジストロフィーとも呼ばれ、腓腹筋が発達しているようにみえる仮性肥大は、下肢の脂肪化によるものである。
2-× デュシェンヌ型では2〜5歳頃に歩行障害で発症し、その後下肢筋力低下・筋萎縮が生じる。
3-× 10歳前後で歩行不能となり、20歳代に心不全および呼吸不全を呈する。
4-× X連鎖性劣性遺伝である。これはX染色体上の遺伝子による遺伝のうち、女性が保因者となって男性に病気を発症する遺伝様式である。
5-× ミオトニア現象とは筋硬直のことであり、筋緊張型筋ジストロフィーでみられる。デュシェンヌ型では骨格筋の変性・壊死による筋力低下がみられる。