1-◯ モロー反射(抱よう反射)は、頭を抱えて急速に落下させると両上肢を開き、次いで抱きつくような仕草をみせる原始反射である。
2-× 緊張性迷路反射は、背臥位で頭を挙上させると四肢が伸展し、頭を下ろすと四肢が屈曲する姿勢反射である。上位運動系の障害や脳性麻痺児では消失する。
3-× 非対称性緊張性頸反射は、背臥位で顔を一側へ回旋させると、向いた側の四肢が伸展優位に、反対側の四肢が屈曲優位になる原始反射である。
4-× ガラント反射は、児を腹臥位で抱えて脊柱の外側をこすると、こすった側へ身体を側屈させる原始反射である。
5-× 台のせ反応は児を抱えて一側下肢を支え、反対下肢の足背を机の端などにこすりつけると下肢が屈曲し、足を机の上に乗せる反応である。原始反射の1つである。