図に示す課題を用いるのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 80 : 
図に示す課題を用いるのはどれか。
1
Bendergestalttest
2
Raven’scoloredprogressivematrices
3
Reyauditoryverballearningtest
4
Rey-Osterriethcomplexfiguretest
5
Strooptest
解説

1-× ベンダーゲシュタルトテストは9枚の図形を模写させ、その結果から発達検査や認知機能の評価を行う。

2-× レーヴン色彩マトリックス検査は、図案を提示し欠けている部分に一致する図形を選ばせる検査である。言語を介さずに知的能力・発達障害・痴呆の評価が可能である。

3-× レイ聴覚性言語学習検査(RAVLT)とは、紙に書かれた15個の言葉を覚えさせ、その直後に15個全てを答えさせる。その後別の言葉が書かれた紙を見せて覚えさせ、最初に見せた紙の言葉と後に見せた紙の言葉を答えさせる検査である。言語性の記憶力検査法である。

4-◯ レイの複雑図形検査(ROCFT)とは、ある図形を見ながら模写し、直後に見ずに書き、3分後に思い出して書く検査である。視覚性の記憶力検査法である。

5-× ストループテストとは、紙に書かれた色の付いた文字の色を答えていく検査である。前頭前野の、習慣的な思考や認知的な傾向の抑制能力をみる方法である。