腎臓の尿細管で再吸収されるのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 66 : 
腎臓の尿細管で再吸収されるのはどれか。
1
アミノ酸
2
イヌリン
3
アンモニア
4
クレアチニン
5
ミオグロビン
解説

1-◯ アミノやブドウ糖(グルコース)は近位尿細管で100%再吸収される。しかし吸収する量には限界があり、一定量吸収すると尿中へ排泄される(糖尿)。

2-× イヌリンは糸球体で100%濾過され、尿細管では再吸収もされない。そのため、糸球体濾過量(水分量)の測定値に用いられる。

3-× アンモニアは体内で速やかに尿素へと代謝されるため、再吸収されない。

4-× クレアチンはイヌリンと共に糸球体でほとんど濾過され、尿細管で再吸収されずに尿中に排泄される。

5-× ミオグロビンは心筋及び骨格筋に存在する蛋白質である。筋線維破壊などで血中に放出された後、再吸収されずに尿中へ排泄される。