1-× 頸部屈曲は主に下位頸椎で行われる。
2-◯ 頸部屈曲及び複合屈曲で胸鎖乳突筋筋力が弱い場合、代償動作で広頚筋が作用するため、口角が下がる。
3-× 頸部屈曲の測定肢位は背臥位で両側の上肢は体側に置くのが基本である。これはどの段階においても同じである。
4-× 下顎を頸部に引きつけて行うのは頭部屈曲の段階3以下の検査である。頸部屈曲の段階2では胸鎖乳突筋の働きにより頭を左右に回旋させ、可動域の一部を動かすことが出来ればMMT2と判断する。
5-◯ 段階5での抵抗には2本の指だけを使う。もう一方の手は胸の上に置いておいても良いが、体幹の筋力が低い場合は固定が必要となる。