男性に多い疾患はどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 86 : 
男性に多い疾患はどれか。
1
全身性エリテマトーデス
2
Sjögren症候群
3
強直性脊椎炎
4
線維筋痛症
5
強皮症
解説

1-× 全身性エリテマトーデス(SLE)は圧倒的に女性に発症しやすい。自己免疫疾患で、全身のあらゆる臓器に炎症を生じる。

2-× シェーグレン症候群は圧倒的に女性に多く発症する。自己免疫疾患で、目・口・鼻などの乾燥により、ドライアイや唾液が出ないといった症状を呈する。

3-◯ 強直性脊椎炎は男性に多く、女性の2〜3倍である。自己免疫疾患で、脊椎や四肢の関節に炎症がおこり、疼痛や拘縮を生じる。

4-× 線維筋痛症(FM)は圧倒的に女性に発症する。全身の筋・腱・関節に痛みやこわばりを生じる。

5-× 強皮症は圧倒的に女性に多い。一般的に全身性強皮症とも呼ばれ、全身の皮膚が硬くなっていくものである。