病態と薬物療法の組合せで正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 82 : 
病態と薬物療法の組合せで正しいのはどれか。
1
肩手症候群――――――免疫グロブリン製剤
2
視床痛――――――――A型ボツリヌス毒素製剤
3
症候性てんかん――――抗血小板薬
4
深部静脈血栓症――――抗凝固薬
5
夜間せん妄――――――睡眠導入薬
解説

1-× 免疫グロブリン製剤は血小板の減少や外科的治療などで、止血目的で使用される。

2-× A型ボツリヌス毒素製剤は眼瞼痙攣・片側顔面痙攣・痙性斜頸の治療に用いられる。

3-× 抗血小板薬は血栓症の発症を予防するために用いられ、不安定狭心症・一過性脳虚血発作などの治療に使用される。

4-◯ 抗凝固薬は血栓溶解目的で深部静脈血栓症の治療に用いられる。

5-× 睡眠導入薬は中枢神経抑制作用により睡眠を導入・持続させるものである。夜間せん妄には使用しない。