小脳橋角部腫瘍で最も多いのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 77 : 
小脳橋角部腫瘍で最も多いのはどれか。
1
髄膜腫
2
下垂体腺腫
3
視神経膠腫
4
聴神経腫瘍
5
頭蓋咽頭腫
解説

1-× 髄膜腫は、中枢神経を被う硬膜に付着して発生する。

2-× 下垂体腺腫は、脳下垂体前葉に発生する良性腫瘍である。

3-× 視神経膠腫は、視神経束を覆う星状膠細胞と稀突起膠細胞が腫瘍化したものである。

4-◯ 聴神経鞘腫は聴神経のシュワン細胞から発生する腫瘍である。小脳橋角部腫瘍では聴神経腫瘍(前庭神経鞘腫)が主となる。

5-× 頭蓋咽頭腫は、口腔粘膜上皮より発生し、トルコ鞍から視床下部にかけて発症する。脳腫瘍全体の3〜4%を占める。