立位姿勢について正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 73 : 
立位姿勢について正しいのはどれか。
1
重心動揺は閉眼にて減少する。
2
重心動揺は年齢によって変化しない。
3
立位時に股関節のY靱帯は弛緩する。
4
安静立位時にヒラメ筋の持続的筋収縮がある。
5
立位時の重心の位置は第1腰椎の後方にある。
解説

1-× 重心動揺は閉眼にて増加する。これは、視覚による姿勢制御が働かなくなるからである。

2-× 重心動揺は加齢により増加する。20代で重心動揺が最小となる。

3-× 立位時に股関節のY靭帯は緊張する。Y靭帯は股関節伸展・外旋・内転・外転で緊張する。

4-◯ 安静立位時にヒラメ筋の持続的収縮がある。ヒラメ筋は抗重力筋である。

5-× 立位時の重心位置は第2仙椎の後方にある。