全身持久力トレーニングを主体とした運動療法を中止すべき状|理学療法士問題集

理学療法士

Q 43 : 
全身持久力トレーニングを主体とした運動療法を中止すべき状態はどれか。
1
心拍数が100/分以上となる。
2
収縮期血圧が150mmHg以上となる。
3
心拍数が安静時から20/分以上増加する。
4
拡張期血圧が安静時から20mmHg以上増加する。
5
収縮期血圧が安静時から30mmHg以上増加する。
解説

1-× 運動療法の中止基準として、アンダーソンの土肥の変法がある。運動中の脈拍数が120/分以上では、一旦運動を中止して回復を待ち、140/分以上では中止する。

2-× 収縮期血圧が150mmHgではなく、40mmHg以上上昇した場合中止する。

3-× 運動中に10個/分以上の期外収縮が出現するか、頻脈性不整脈(心房細動・上室性頻脈・心室性頻脈)または徐脈が出現した場合中止する。

4-◯ 拡張期血圧が20mmHg以上上昇した場合中止する。

5-× 収縮期血圧が40mmHg以上上昇した場合中止する。