関節リウマチについて正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 34 : 
関節リウマチについて正しいのはどれか。
1
内反尖足が合併しやすい。
2
DIP関節に病変を生じやすい。
3
肘関節にはムチランス変形が生じやすい。
4
環軸椎亜脱臼を認めるときには頸部を屈曲させる。
5
炎症が強い時期の運動療法は自動運動を中心に行う。
解説

1-× 足部の変形は、内反尖足ではなく外反母趾・扁平足・外反足・開張足・槌趾などを生じやすい。

2-× DIP関節よりPIP関節やMP関節に病変を生じやすい。DIP関節の過屈曲による槌趾は、足部に生じる。

3-× ムチランス(オペラグラス変形)とは、指の骨端が短縮したものをいい、手指に多い。

4-× 環軸椎亜脱臼を認める場合、頸部を屈曲させると脱臼の恐れがある。

5-◯ 炎症が強い時期は疼痛やこわばりが強いため、運動療法は自動運動で行う。特にこわばりが強い場合には安静にする必要がある。