PTSD(外傷後ストレス障害)について誤っているのはどれ|理学療法士問題集

理学療法士

Q 99 : 
PTSD(外傷後ストレス障害)について誤っているのはどれか。
1
過覚醒がみられる。
2
アルコール乱用の要因となる。
3
小さな物音にも敏感に反応する。
4
症状は外傷後1か月以内に改善する。
5
原因となる出来事は、ほとんど誰にでも大きな苦悩を引き起こす。
解説

1-× PTSDの3大症状は、覚醒亢進、外傷と似た刺激からの持続的回避・全般的反応性の麻痺、外傷の出来事の再体験である。よって、過覚醒がみられる。

2-× 体験した苦悩から逃れるために、アルコール乱用がみられることがある。

3-× 知覚過敏となり、ささいな物音にも敏感に反応しやすくなる。

4-◯ 症状は外傷後6ヶ月以内に発症し、その後1ヶ月以上症状が持続する。

5-× 原因となる出来事は、誰にでも苦悩を引き起こすようなものである。例えば津波や地震などの自然災害、交通事故などがある。