欠神発作について正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 97 : 
欠神発作について正しいのはどれか。
1
知的障害を伴う。
2
チアノーゼを伴う。
3
学童期の発症が多い。
4
部分発作に分類される。
5
けいれんは一側上肢から全身に広がる。
解説

1-× 知的障害を伴うてんかん発作はレノックス症候群やウエスト症候群である。この2つの症候群は続発性の全般性てんかんに分類される。

2-× チアノーゼを伴うのは強直間代発作である。強直間代発作は突発性の全般性てんかんに分類され、突然の意識消失と共に呼吸停止・眼球上転などがみられる。

3-◯ 学童期に発症しやすいのは自律神経発作である。部分性てんかんの単純部分発作に分類され、腹痛や嘔吐などの自律神経症状を呈する。

4-× 欠伸発作は全般性発作に分類される。

5-× 欠伸発作ではけいれんはみられない。動作を中断して一点を見つめる様子がみられ、過呼吸により誘発されやすい。