1-× パーキンソン病では安静時振戦が特徴的である。企図振戦は脊髄小脳変性症や低酸素脳症でみられる。
2-× アテトーゼは顔面や四肢遠位部の不随意運動である。脳の線条体を中心に視床下核や内包など、広範な病変により生じる。
3-◯ マイアーソン徴候はパーキンソン病でみられる。眉間を1秒間に1回くらいのペースで連続的に叩打すると、眼輪筋が収縮し続けて目をパチパチさせる。
4-× ミオクロニー発作は突然発症する筋の攣縮のことである。光刺激に反応し、入眠期に多発しやすい。
5-× 折りたたみナイフ現象は錐体路障害または錐体外路障害によって生じる、伸張反射亢進状態のことをいう。