1-× 黄疸とは、眼球や皮膚など、全身の組織・体液がビリルビン貯蔵のために黄色く染まることをいう。肝炎や肝硬変など、肝臓の病変によって生じる。
2-× 腹水とは、腹膜腔に1L以上の過剰な体液が貯留することをいう。うっ血性心不全・肝硬変・ネフローゼ症候群などにより生じる。
3-× 肝臓の病変により、出血傾向となる。脾臓の機能が亢進し、血小板が減少するためである。
4-× 意識障害は肝臓の解毒作用が低下することで生じる。
5-◯ 肝臓はコレステロールの合成作用を有しているため、肝臓の病変により低コレステロール血症を生じる。