骨格筋の筋張力で誤っているのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 69 : 
骨格筋の筋張力で誤っているのはどれか。
1
活動張力は筋長が長くなるほど大きくなる。
2
全張力から静止張力を引くと活動張力が得られる。
3
求心性運動では速度が速いほど最大筋張力が小さい。
4
筋張力が一定の場合、短縮速度は負荷が小さいほど速い。
5
遠心性運動は求心性運動より大きな筋張力を発揮することができる。
解説

1-◯ 活動張力とは、筋肉が収縮する時に生じる張力のことである。筋の長さが長くなり過ぎても短過ぎても活動張力は低下する。

2-× 文章の通りである。全張力から静止張力を引くと、活動張力となる。

3-× 求心性運動とは、筋の長さが短くなる収縮様式をいう。運動速度が速いほど、最大筋張力は小さくなる。

4-× 筋張力が一定の場合、負荷が軽いほど短縮速度が早くなる。

5-× 発揮する筋張力は、遠心性運動>等尺性運動>求心性運動の順で大きい。