1-× 右足につまずきがみられるため、不適切である。
2-× 日常生活の自立が可能な時期であり、機能維持のために可能な範囲で自力で歩行を行うべきである。
3-× 立ち上がり運動の繰り返しはALS患者にとって過負荷となり、過用性の筋力低下を生じる可能性があるため、不適切である。
4-× 治療的電気刺激は、末梢運動神経障害患者へは不適応である。上位および下位運動ニューロン障害があるALS患者へは実施不可である。
5-◯ 右足につまずきがみられることや、右前脛骨筋の神経原生変化を認めていることから、足関節背屈補助を行う必要がある。プラスチック短下肢装具の装着で、つまずきを防止する。