老年症候群について誤っているのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 95 : 
老年症候群について誤っているのはどれか。
1
虚弱な老人に特有の症候である。
2
ADLの阻害要因となる。
3
活動性が低下しやすい。
4
単一の原因で起こる。
5
悪循環に陥る。
解説

1-× 老年症候群とは、加齢による機能低下によって生活に手助けを必要とする症状の総称をいい、虚弱な老人に特有の症候である。

2-× ADL阻害因子となるため、注意が必要である。

3-× 心身の多様な機能低下により、活動制限を生じやすい。

4-◯ 複数の原因により生じ、個人個人症状が異なる。

5-× 機能低下が活動性の低下につながり、寝たきりの原因になるなどの悪循環に陥りやすい。