慢性閉塞性肺疾患で正しいのはどれか。2つ選べ。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 91 : 
慢性閉塞性肺疾患で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
喫煙は危険因子である。
2
片肺に発症することが多い。
3
静肺コンプライアンスが低下する。
4
肺気腫は肺胞壁の破壊を特徴とする。
5
肺の換気時の気道抵抗が低下している。
解説

1-◯ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙による発症が多く、他には遺伝的要素が考えられる。

2-× COPDは両側に発症する。

3-× 静肺コンプライアンスは肺の膨らみやすさを意味し、COPDでは肺が硬くなるため、コンプライアンスが増加する。

4-◯ 肺気腫とは、喫煙などにより末梢の気管支が拡大しすぎてしまい、肺胞壁の破壊がみられるものである。

5-× 肺の換気時の気道抵抗が増加する。