ボツリヌス毒素を用いた治療で正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 87 : 
ボツリヌス毒素を用いた治療で正しいのはどれか。
1
ボツリヌス毒素は前角細胞に作用する。
2
痙縮のある筋に対して筋肉注射を行う。
3
65歳以上の高齢者には禁忌である。
4
注射直後から最大効果を認める。
5
効果持続は約1年間である。
解説

1-× ボツリヌス毒素は運動神経終末に作用し、アセチルコリンの分泌を抑制することで筋緊張を軽減する作用を有する。

2-◯ 痙縮のある筋に対してボツリヌス毒素を注射し、筋収縮を抑える作用を有する。

3-× ボツリヌス毒素は2歳未満の小児には禁忌である。

4-× 注射後24時間以内に効果が現れる。

5-× 効果持続期間は3〜4ヶ月である。