1-× 脳性麻痺の中でも多くを占めるアテトーゼ型は、手足の不随意運動がみられる他、麻痺の度合いに関係なく下肢より上肢の麻痺が強い。
2-◯ アテトーゼ型では、出生後は筋緊張の低下がみられるが、その後1〜3歳頃には不随意運動などアテトーゼがみられるようになる。
3-× 痙直型は錐体路障害により手足につっぱりが生じるものであるが、出生後は少し反り返りが強い程度である。6ヶ月頃から本格的な症状が出現する。
4-× 痙直型両麻痺では、両下肢に強いつっぱりを生じるものであり、両上肢は巧緻性が劣る程度で障害は少ない。
5-× 痙直型片麻痺では、片側の上下肢に強いつっぱりを生じるものであり、下肢よりも上肢の麻痺が強い。