重症筋無力症を合併することが多いのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 76 : 
重症筋無力症を合併することが多いのはどれか。
1
肺癌
2
乳癌
3
中皮腫
4
胸腺腫
5
食道癌
解説

1-× アセチルコリンの放出を妨げる抗体が原因のランバート・イートン症候群は、肺癌と合併しやすい。

2-× 乳癌は重症筋無力症を合併することはない。

3-× アスベストを吸入してしまった場合に、胸膜の中皮腫がみられることがある。

4-◯ 重症筋無力症は、神経筋接合部においてアセチルコリン受容体の抗体が攻撃される自己免疫疾患である。70〜80%の割合で胸腺腫を合併することがあり、摘出手術により症状が軽快する。

5-× 食道癌は重症筋無力症を合併することはない。