小児疾患と理学療法の組合せで適切なのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 40 : 
小児疾患と理学療法の組合せで適切なのはどれか。
1
先天性内反足    徒手矯正
2
二分脊椎    移動動作訓練
3
発育性(先天性)股関節脱臼    トロント装具装着
4
Perthes病    患部の等張性筋力増強
5
Down    症床上座位移動練習(シャフリング)
解説

1-× 先天性内反足の治療はギプス固定を行う。

2-◯ 二分脊椎の治療には障害レベルに応じた装具が処方される。

3-× トロント装具はペルテス病の治療に用いる。先天性股関節脱臼の治療はリーメンビューゲル装具を用いる。

4-× ペルテス病の治療には股関節外転装具が用いられる。その後松葉杖歩行などを行う。

5-× シャフリングは下肢の障害により歩行障害を呈する患者に、移動能力を獲得させるために適応となる。ダウン症では早期から運動療法を行う。