脊髄損傷患者で異所性骨化の好発部位はどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 35 : 
脊髄損傷患者で異所性骨化の好発部位はどれか。
1
肘関節
2
手関節
3
手指MP関節
4
股関節
5
足関節
解説

1-× 異所性骨化は受傷後〜6ヶ月頃に関節可動域制限を呈するもので、原因は関節周囲の骨組織が無い所に軟骨形成を生じるためである。麻痺側に発生しやすく、肘関節は異所性骨化の好発部位であるが、股関節に最も生じやすい。

2-× 手関節は異所性骨化の好発部位ではない。

3-× 手指MP関節は異所性骨化の好発部位ではない。

4-◯ 股関節は異所性骨化の好発部位である。次いで膝関節・肘関節・肩関節の順に多い。

5-× 足関節は異所性骨化の好発部位ではない。