Danielsらの徒手筋力テストにおいて段階3の運動と測|理学療法士問題集

理学療法士

Q 21 : 
Danielsらの徒手筋力テストにおいて段階3の運動と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1
足関節背屈ならびに内がえし    腹臥位
2
股関節伸展    側臥位
3
肩甲骨内転と下方回  旋座位
4
肩関節内旋    腹臥位
5
骨盤挙上背    臥位
解説

1-× 足関節背屈ならびに内がえしの段階3では、座位もしくは背臥位で可動域全体に渡って動かすことが可能である。

2-× 股関節伸展の段階3では、伸展の抗重力位となる腹臥位で可動域全体に渡って動かすことが可能である。

3-× 肩甲骨内転と下方回旋の段階3では、抗重力位の腹臥位で検査側の手を背中に乗せ、可能な可動域全体に渡って上肢を持ち上げることが可能である。

4-◯ 肩関節内旋の段階3では、抗重力位の腹臥位で肩関節外転90°から内旋させていき、可能な可動範囲を全体に渡って動かすことが可能である。

5-◯ 骨盤挙上の段階3では、背臥位で検査側下肢を引っ張るのに対して骨盤を引き上げさせる。