3歳の男児。先天性の腰髄髄膜瘤による二分脊椎。この男児の|理学療法士問題集

理学療法士

Q 8 : 
3歳の男児。先天性の腰髄髄膜瘤による二分脊椎。この男児の足の写真(別冊No.1)を別に示す。この児の歩行改善に必要なのはどれか。
1
踵補高
2
外側ウェッジ
3
中足骨バー(metatarsal bar)
4
外側Tストラップ
5
背屈制動つき足継手
解説

1-× 踵の補高は脚長差がある場合や背屈運動が障害される例で適応となる。

2-× 外側ウェッジは足部内反変形に適応となる。

3-× 中足骨バーは中足骨頭の疼痛や痙縮のある患者が足趾屈曲した時に出現する痛みの軽減に適応となる。

4-× 外側Tストラップは足部内反変形に適応となる。

5-○ 背屈制動つき足継手は足関節背屈変形がある症例に適応となる。