理学療法士
Q 1 :
Danielsらの徒手筋力テスト(足関節底屈のテスト)を図1及び図2に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。
図1で、最大可動範囲で踵持ち上げを15回行えれば段階5である。
図1で、可動範囲の一部で踵持ち上げを1回以上行えれば段階4である。
図2で、完全な底屈運動ができて最大抵抗に負けずに保てれば段階3である。
図2で、完全な底屈運動ができるが抵抗に耐えられなければ段階2である。
図2で、可動範囲の一部分だけ動かせれば段階2-である。
解説
1-× 最大可動範囲で踵持ち上げを15回以上行える場合には段階4と判定される。段階5では25回以上行える必要がある。
2-× 可動範囲の一部で踵挙げを1回以上行える場合には段階2+である。
3-× 腹臥位で完全な底屈運動が出来て最大抵抗に負けずに保つことが出来れば段階2+である。
4-◯ 腹臥位で完全な底屈運動が出来るが抵抗に耐えられなければ段階2である。
5-◯ 腹臥位で可動範囲の一部だけ動かすことが出来れば段階2−である。