腰部脊柱管狭窄症でみられるのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 88 : 
腰部脊柱管狭窄症でみられるのはどれか。
1
Trendelenburg徴候
2
下肢の腱反射亢進
3
腰椎前弯増強
4
間欠性跛行
5
“趾変形
解説

1-× トレンデレンブルグ徴候とは、歩行において患側立脚時に健側の骨盤が下降することをいい、患側の中殿筋筋力低下が原因となる。

2-× 腰部脊柱管狭窄症では下位運動ニューロンが障害されるため、腱反射は亢進しない。

3-× 脊柱管狭窄症では腰痛やしびれなどの症状が酷くならないように腰椎前弯を減少させた姿勢(前かがみ)をとることが多い。

4-◯ 腰部脊柱管狭窄症では腰部の脊柱管が狭くなることで、下肢のしびれや疼痛、間欠性跛行を生じるようになる。

5-× 槌趾変形は脳性麻痺やリウマチ患者に発症するが、原因不明であることが多い。