顎関節の説明で正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 51 : 
顎関節の説明で正しいのはどれか。
1
関節円板は存在しない。
2
側頭筋は下顎骨を前方に引く。
3
下顎骨が凹の関節面を形成する。
4
開口に伴って下顎骨は前進する。
5
咬筋は第一のてことして作用する。
解説

1-× 下顎頭と側頭骨下顎窩の間に関節円板が存在する。

2-× 側頭筋は下顎骨を後方へ引く他、閉口の働きを有する。下顎骨を前方へ引くのは外側翼突筋である。

3-× 下顎骨は凸面を構成し、側頭骨下顎窩が凹面を構成する。

4-◯ 開口に伴って、下顎孔を中心に下顎頭は前進する。

5-× 咬筋は第3のてことして作用する。咬筋の付着部(力点)が支点と作用点の間にある。