1-× 本症例ではPaO2が60Torrで呼吸障害が認められる。呼吸筋の筋力増強よりも、維持を目的に行う必要がある。
2-× 舌咽呼吸はカエル呼吸とも呼ばれ、喉を膨らませるように呼吸する。肺活量が低下し、嚥下機能により呼吸を行うことによる。本症例は嚥下機能の低下が考えられるため、不適切である。
3-× 呼吸障害がみられるため、座位保持が困難であると考えられる。
4-× 腹筋の筋力増強は本症例には負担となるため、不適切である。
5-◯ 頸部筋のリラクゼーションにより、呼吸機能や嚥下機能の改善を図る。