1-× 尖足では足関節底屈位となり、第3趾のPIP関節と靴の背側が擦れることは考えにくい。尖足で問題となるのは、歩行時のトゥクリアランス低下である。
2-× 足部内反では足底が内側を向き、靴底は外側が擦り減りやすい。
3-× 外反母趾では母趾のMP関節が内側へ突出するため、靴と擦れて疼痛を生じやすい。
4-◯ 鉤爪趾はクロー趾とも呼ばれ、DIP関節とPIP関節が屈曲位、MP関節が過伸展位となるものである。PIP関節屈曲位では靴の背側と擦れやすく、発赤や疼痛を生じやすくなる。
5-× 足趾の外側偏位では、靴と擦れるなどの問題は生じにくいと考えられる。